ご所有不動産を売却する際に必要な査定について

どの様な事情にせよ、不動産の売却を検討される際に真っ先に知りたい事は「売却価格」だと思います。
そして自分が所有する不動産の適正な価格を知るために不動産業者へ査定の依頼をするのが一般的です。
どこの不動産業者に査定依頼をするのでしょうか？

1. 大手仲介業者
2. 一括査定サイト
3. 地場の不動産会社
4. 知合いの不動産関係者

大体、この様な選択肢になると思います。
不動産関係者であれば査定の方は問題無く提示して貰えます。会社の大小は関係ありません。
ただ、問題はその査定によって提案される「売買価格」なのです。

複数社から提案された「売買価格」の金額に結構な開きがあることが多く…、
一体、何が正しいの？？とお困りの方々が多数いらっしゃいます。
A不動産：4,000万円、B不動産：4,300万円、C不動産：5,500万円、D不動産：3,200万円
みたいな金額のバラツキがあった場合、どう考えたら良いのでしょうか？

周辺相場などのデータより、「売買価格」は何かしらの査定マニュアルで金額の算出をします。
ここまでは、どこの不動産会社でも大体変わらないと思います。ところがです。
不動産会社側の考えとしては、以下の理由により「売買価格」を調整していく場合があります。
(不動産自体に特別な事情がある場合もあります。例えば、再建築不可物件など。)

＜高い価格の場合＞
媒介契約(売却依頼)を他社よりも高く売れるというアピールで取る。

＜低い価格の場合＞
相場より安く出せば早々の契約が狙えるから。買取っても利益が出るから。

時に恣意的に「売買価格」を調整している不動産会社もありますので、注意が必要です。
その為、高過ぎ安過ぎ査定額の場合には理由を必ず聞くことが大切です。

「最初はチャレンジャー価格で高く出しましょう。」
と提案されるケースもあります。不動産は世に一つなので実際にチャレンジ成功のケースもあります。
ただ、当初の価格はネットの情報などに残る可能性もありますので、後々適正価格に下げても後味悪い感は否めせん。
そして、不動産は売出直後が大変ホットなタイミングなので(ピンポイントで探している方など)、
チャレンジし過ぎて無駄な期間を過ごしてしまうと大変な機会損失になります。
この点は個々、ご事情が違うので「余裕あります！」という方は心配無用かも知れませんが、
くれぐれもご注意ください。
結論としては、「売買価格」はご自身で最終決断することになります。

弊社では不動産の売買、購入などについてセカンドオピニオン的な相談も行っております。
何かご相談などございましたら、お気軽にご連絡ください。

担当：牛田
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